乳がんの予防について

簡単に出来る乳がんの自己検診

自宅で簡単に出来る乳がんの自己検診方法をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

 

【鏡の前で見る】
乳房を色んな方法で見てみて、左右の形が違っていないか、皮膚がひきつれていないか、乳房が不自然に凹んでいないか、乳首が引っ込んでいないかをチェックします。
見方は、両手を腰にあててみたり、両手でバンザイしてみたり、前かがみになってみたりすると良いでしょう。

 

【触る】
仰向けになって寝て、触って乳房の変化をチェックします。
毎日チェックしていると何気ない変化に気付きやすくなります。
また、しこりと言ってもコリッとした硬いものから、グミみたいな柔らかいものまで有りますので、固定観念を捨てて見ておくと良いでしょう。
やり方はただ仰向けになるのも良いのですが、背中の片側にタオルを入れて体を傾けます。その状態で触る様にします。両手の指を交互に動かしてみたり、肋骨に指を沿わせてみたりすると分かりやすいかもしれません。

 

【入浴時】
入浴時は乳がんの自己検診の最大のチャンスと言って良いでしょう。体を洗いながら出来ます。石けんを付けて乳房に指が滑りやすいようにします。そして何回か指を乳房の上で滑らせてしこりが無いかどうかチェックします。
同時に脇の下にはリンパが有りますので、脇の下もチェックすると良いと思います。

 

【乳首をつまんでみる】
乳首から血液や黄色っぽい分泌液が出ていると、病気の可能性がありますので、乳首をつまんで確かめるようにしましょう。