乳がんの予防について

乳がんは自己検診で早期発見

昔から乳がんは有ったのでしょうが、乳がんがまだ認知されていなかった時には症状が出ていたとしても何も感じず、亡くなっていった方も多かったと思います。

 

しかし、今は違います。乳がんは早期発見・早期治療によって9割以上も治癒出来る病気になっています。しかも乳がんの特徴は自分で発見出来るがんだと言う事なのです。

 

自分で発見出来ると言う事も有り、自己検診を行っている方も多いと思います。既に行っている方もそうじゃない方も自己検診の内容を挙げてみますので参考にしてみて下さい。

 

先ずは全身または上半身が写る鏡の前に上半身裸で立ち、乳房をよく観察してみましょう。チェックする項目は乳房の形、乳頭の位置、色、ひきつれたりくぼんだりしていないかと言う事ですただ立って観察するのではなく、両腕を上げたり下げたりしてチェックする様にしましょう。乳房のひきつれやくぼみなんかは、両腕を上げた状態の方が分かりやすいと思います。

 

見た目をチェックしたら次は感触です。乳房を指で触ってしこりがあるか調べます。押して調べるよりは滑らせるようにして触った方が分かりやすいかもしれません。例えばお風呂で石鹸を付けて触ると滑るので調べやすいでしょう。

 

また、乳房が大きい方はそれだと中まで調べにくいので仰向けに寝て、乳房を平べったい状態にして調べると良いでしょう。乳がんは比較的乳房の外側で上側に出来やすいので、中心的に調べても良いかもしれません。

 

乳房を調べたらしこりが脇の下にもないか、乳首から分泌物が出ていないかもチェックしましょう。