ピンクリボンについて
ピンクリボンを最近街で多く見掛ける様になってきました。ピンクリボンの発祥はアメリカで、乳がんの早期発見を願う活動の為のシンボルマークとされています。
日本では本当に最近の事ですが、アメリカでは1980年辺りから乳がんの早期発見を促す為のイベントが行われてきており、それは行政や企業、市民団体とたくさんの方が行っていました。また、シンボルマークであるピンクリボンをモチーフにした商品を販売し、その収益を団体に寄付して更に運動を活性化させる等していたそうです。
そういった活動が報われてか、年々乳がん検診を受ける方が増えて来ました。よって乳がんで死亡するケースも少なくなって来たようです。乳がんは早期発見であれば9割以上の確率で治癒される病気だと言う事もあり、活動に力を入れています。
日本でもピンクリボン活動は行われていて、毎年10月を「乳がんをもっと知る月間」として様々な活動やイベントが行われています。
日本の乳がん発生率は30年前と比較して約3倍になっていると言われていて、まだ増加傾向にあるとされています。また発症する年代で多いのが40代であると言う傾向も有ります。
アメリカでは8人に1人の割合で発症しています。日本では23人に1人と言われていますので、アメリカと比較すると多少少ないと思いますが、女性がかかるがんでは乳がんが第一位となっていますので多くの方が発症していると言う事になります。
この様にピンクリボン活動は多くの乳がん患者の早期発見に繋がっていますし、認知度を高めているのです。